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shopify 3分で分かる運用設定 #002 CSVファイルを使った商品管理

shopify 3分で分かる運用設定 #002 CSVファイルを使った商品管理

shopify 3分で分かる運用設定#001 CSVファイルを使った商品管理

CSVファイルを使った商品管理のコツ

Shopifyでは、商品登録画面からの商品を登録するだけでなく、CSVファイルを通じて複数の商品を一度に更新することができます。CSVファイルを通じて、商品登録のやり取りを行うには、各項目(カラム)を理解する必要があります。多少、難しく感じてしまうかも知れませんが、ポイントさえ理解できれば難しくはありませんので、1つずつ紐解いて行きましょう。

CSVファイルの構造を理解する

CSVファイルの構造は、Shopifyヘルプセンターの下記のページに説明があります。上記のドキュメントの真ん中あたりにある「商品のCSVファイル形式」という項目が、CSVファイルの構造を説明しています。

Shopifyヘルプセンター
CSVファイルの使用
https://help.shopify.com/ja/manual/products/import-export/using-csv

CSVファイルの各項目について

Handle

Handleという項目は、商品固有の名称を決めるための項目です。Shopifyの説明では、商品名を推奨していますが、商品コードなど基幹システムでユニークで重複の可能性がないものをHandleとして登録することをお勧めします。

Title

この項目には、正式な商品名称を登録します。

Body

この項目には、商品説明を登録します。次の商品詳細ページの右側「BUY IT NOW」ボタンの下の3行が商品説明です。この説明文は、HTMLタグを使用することができるので、簡単なレイアウトを組んで表示させることできます。

Type

商品のタイプを登録します。Shopifyのドキュメントでは記載されておりませんが、この項目は入力しなくても構いません。(空白のままにすることができます)

Tags

商品につけるタグを登録します。タグは、カンマ区切りで複数登録することも可能です。商品をグルーピングして表示する際に用いたり、検索できるようにするために用いますので、何らかのタグを登録しておくことをお勧めします。お勧めのタグづけ方法としては、自社内で商品カテゴリを管理されているのであれば、その大項目、中項目、小項目をタグとしてカンマ区切りで登録することをお勧めします。

例)女性用ブラウス長袖・白黒ストライプという商品のタグ
衣類,婦人ウェア,シャツ

Published

商品の公開・非公開を設定します。使い方としては、準備中の新商品を非公開に設定して登録する場合や、一時的に商品を取り下げる場合(在庫0件でも可能ですが、表示されてしまうと不都合な場合)に使用します。

Option1 Name, Option1 Value,Option2 Name, Option2 Value,Option3 Name, Option3 Value

このオプション1〜3の項目は、商品の色やサイズなど同一商品で価格も同じ場合の属性違いのものを登録します。このオプションを登録すると、下記の画面のように商品詳細画面に、商品の属性(色やサイズなど)を選択できるようになります。

Variant SKU

商品のSKUを登録します。お勧めは、Handleに登録した商品コードを登録することをお勧めします。

Variant Grams

商品の重量を登録します。例えば、配送業者の1梱包あたりの制限重量が30kgとした場合、制限重量を超える場合は送料を加算することができます。また、重量ではなく梱包数をコントロールするものとして、1梱包に3個しか入らない商品の場合、実際の重量ではなく10kgとすることで4個目以降は梱包数が増えることになります。

Variant Invenory Tracker

通常は、shopifyと登録しましょう。

Variant Inventory Qty

商品の在庫数を登録します。

Variant Inventory Policy

在庫が0になったときの処理方法です。通常は、deny(販売停止)を登録します。

Variant Fulfillment Service

通常は、manualを登録します。

Variant Price

販売価格を登録します。

Variant Compare at Price

商品の定価を登録します。

Variant Requires Shipping

通常は、TRUEを登録してください。デジタルコンテンツなど、配送を伴わない商品を販売するときのみ、FALSEを登録してください。

Variant Taxable

通常は、TRUEを登録してください。消費税が不要な商品を販売する場合のみ、FALSEを登録してください。

Variant Barcode

商品のバーコードを入力してください。商品を流通させていない場合や商品をバーコードで管理していない場合は、登録は不要です。

さいごに

以上が、 CSVファイルによる商品登録のポイントとなります。Shopifyのサイトには、日本語での説明がありますが、1つ1つの項目が何を意味するのかが分かりづらいものもありますので、当記事を参考にして取り組んでみてください。

また、gootboxでは、これからECを事業として取り組まれる予定の企業様に向けて、相談会を随時開催させて頂いておりますので、下記のフォームにてお問い合わせください。

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執筆者
gootbox
デジタルマーケティングアーキテクト
渡部 知記