日研工業オンラインショップ

2019.12.31

Shopify

web

Shopifyを用いたBtoBオンラインショップとして、
POP器具・店舗備品・販促備品・販促什器の日研工業さまのwebサイト開発を
おこないました。

構築にあたっての課題

日研工業様では、トップライン（売上）を伸ばすため、営業担当者の活動の多くが大口顧客へと集中していました。トップラインを伸ばすための施策として、成果を得られていましたが、旧来の小口やリピーターのお客様からの購買数が減少に転じてしまい、その対策として、ECサイトのプロジェクトが立ち上がりました。

ECサイト構築のプランニング

最初に、ECサイト構築のためのコンサルティングフェーズを実施しました。プロジェクト開始時は、ECサイトの構築在りきではなく、営業担当者がフォローできない小口やリピーターのお客様が日研工業の商品を再び購入頂くには、どのような手段があるのか。また、これらのお客様が何故購入されなくなったのか、日研工業の経営サイド、営業担当者など関係者へのヒアリングを元に情報をまとめ、解決すべき課題を導きました。

その課題を解決するための手段を整理し、どのような打ち手にどのくらいの予算と期間が必要なのかを整理した上で、ECサイトを構築するための予算化を終えて、社内プロセスを通じECサイトのプロジェクトが承認されました。

お客様と日研工業を繋ぐECサイト

私たちgootboxと日研工業様との間で導き出した答えは、「お客様と日研工業を繋ぐECサイト」です。一般的に、ECサイトは企業の中の一事業部門として運営され、営業サイドなどとは疎遠になりがちです。ですので、ECサイトは個別運用するのではなく、営業担当者の良きサポータであることが望ましいと考えました。

営業担当者の限られた時間の中で、小口やリピーターのお客様の対応をECサイトがサポートし、提案や商品の使い方をECサイトの掲載記事をお客様に紹介することで大口のお客様のサポートをおこなう。日研工業様のお客様からみても、ちょっとした小口の商品購入は、便利なECサイトでおこない、店舗改装や売場提案などソリューションが望まれているときは、営業担当者に連絡を入れる。

このように、お客様と日研工業を繋ぐECサイトの実現に向けてプロジェクトはスタートしたのです。

ＥＣサイト構築と公開に向けて

目指すべき方向性が固まり、ECサイト公開に向けてプロジェクトが開始しました。まず、Shopifyと業務とのFit&Gapをおこない、物流、経理、基幹システムなどの業務フローおよびビジネスフロー上の課題を整理し、各業務の調整をおこいました。その上で、ホールセールと一般顧客の切り分け方を整理し、必要なアドオンツールを適用し、顧客属性に応じた会員管理を実現し、2019年10月 ECサイトが公開・運用を開始いたしました。